2009年12月5日土曜日

失業者の総合相談、年末年始開催へ=住宅紹介が中心-政府

政府の緊急雇用対策本部は3日、「貧困・困窮者支援チーム」の会合を開き、失業者が安心して年末年始を送れるように、ハローワークなどの窓口で住宅紹介を中心とする生活総合相談を行う方針を決めた。今後は都道府県のほか、政令指定都市や中核市に協力を呼び掛ける。
 対策本部の本部長代行である菅直人副総理兼国家戦略担当相は会合で、「(昨年末の年越し派遣村は)NPOグループが実行したが、今年は政府がぜひ責任を持ち、自治体にも協力してもらいたい。派遣村以上の対応ができるようにしたい」と強調。政府は自治体と連携し、失業者が一時利用できる住宅確保などに全力を挙げる構えだ。
 同日の会合ではまた、ハローワーク窓口で職業紹介に加え、住宅、生活保護など失業者のさまざまな相談に応じる「ワンストップサービス」に関し、11月30日の初回に続いて、12月下旬に第2回を開くことを確認した。(2009/12/03-19:41)

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